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仙台 源氏 で呑む

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連れとはここで別れてボクは1人タクシーに乗る。

向かうは『ぶんよこ』の愛称で知られる文化横丁。

 

 

仙台には他にも壱弐参横丁や虎屋横丁、伊達小路に稲荷小路に狸小路などなど、

呑み屋横丁が色々ある。

 

向かった文化横丁は今はもう無い活動写真館『文化キネマ』に由来する。

タクシーに乗ったのもほんの束の間。ほんの数分で到着する。

 

 

 

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細い横町の道を少し歩く。『源氏』の看板が見える。その下の路地を右に入る。

店の正面はまだ見えない。

 

 

 

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突き当って左に曲がる。更に細い路地。すれ違えるかどうかの幅しかない。

まるで別世界へと繋がる道のようだ。

 

 

 

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斜めに掛けられている縄暖簾をくぐる。古い木戸をガラガラと開ける。

確かに別世界のようだ。時間を止めてしまったかのような静謐な空間。

 

 

 

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いつもと変わらない薄暗い空間。

ここは昔は米蔵だったそうだ。だからだろう。床は石畳。柱が多い。

 

 

 

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杉の一枚板を使ったコの字型のカウンター。

昭和25年の開店以来磨かれ続け、木目を緩く浮かび上がらせている。

 

長い歴史の中で、沢山の酒も染み込んでいるだろう。

何とも言えない良い色になっている。

 

跨いで座る横板1枚のベンチ椅子。客の尻で摺り減ったのだろうか。

緩やかにカーブしている。これが案外座り心地が良いのだ。

 

そして古風な船形天井。意外に空いている。大きな声で話す客も居ない。

入ってすぐのところにボクは腰掛けることにする。

 

 

 

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「いらっしゃいませ。何に致しましょう?」白い割烹着の女将さんが聴いてくる。

「お酒。浦霞を下さい」とボク。

 

目の前にキレイなグラスが置かれる。硝子の袴付き。いつ見てもキレイだ。

女将が『浦霞 特別純米気一本』を一升瓶で注いで下さる。

 

 

 

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開店以来続くぬか床で漬けた歴史が詰まった『漬物』が出てくる。

大根一切れと胡瓜一切れと人参二切れ。これが実に美味しい。

 

 

 

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ここはお通しがお酒と共に一品付いてくる。それが酒の価格になっている。

知らない人達は「1杯1000円って高いな」となるが後で納得する。

 

 

 

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そしてお酒は4杯まで。キレイに酒を呑んで帰りなさいと言うことか。

ここで4杯呑んだことは今までで1度だけだ。2軒目だから必然的にそうなる。

 

この日は少し食べ足りなかったので、付いてくるお通し以外も頼んでみる。

『のどぐろ一夜干し』がある。注文。酒にピッタリだ。本当に旨い。

 

 

 

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お酒をもう1杯。このグラス、本当に手に入らないかなといつも思う。

12角型の厚手のグラス。本気で欲しいと思う割に本気で探そうとはしていない。

 

 

 

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今度は豆腐が出てくる。木綿だが滑らかさがある。大豆の味が濃厚だ。

いつも必ず出てくるがいつ食べてもやはり美味しい。

 

 

 

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そしてもう1杯だけ呑むか。結構呑んでいる。

でも、ここの心地良い空間は少し背筋がピンとなる場所。酔わない。

 

 

 

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刺身が今度は出てくる。少量ながらこれもいつも美味しい。

考えたら本当に少ない。ただ1人でゆっくり呑むとこれくらいがちょうど良い。

 

 

 

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さて4杯目は…やめておこう。店もやがて閉まる時間が迫っている。

外に出る。外には一応灰皿が用意されている。1本吸う。満足の一服だ。

 

 

 

(2016年1月第5週訪問)

 

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今回行ったお店の情報

 

源氏居酒屋 / 青葉通一番町駅あおば通駅広瀬通駅
夜総合点★★★★ 4.5